王子しんのすけのある意味、優雅かもしれない生活

プチ家出から戻って以来、しんのすけは一歩たりとも外に出ていない。

・・・というか、家の外どころか、お気に入りの籐カゴベッドからほとんど出てこないのである。
これはもう、本格的引き籠りである。


いったい彼に何が起こったのか･･･？

でも飲まず食わずというわけではない。
お腹がすくと、かごの中から鳴いて要求。

カゴも入口は長椅子の下という引き籠りモード


カリカリを音を立てて、お皿にいれて呼ぶのだが、鳴くばかりでカゴから出てこない。
いままでなら、このカリカリの音だけで、何処にいたって跳んできたのに。

なので、飼い主が籐カゴごとしんを餌の所まで運ぶ。
籐カゴの取っ手は、こんな時のために付いていたのかぁ･･･

↑カゴから顔を出して、食事を召し上がる王子。

カゴから遠い水を飲むときは、カゴからにょいと出るが、決して後足は出さない。

↓うえから見ると、こんな感じ。

ヤドカリかぁ？

そして、昼間は日向に運んでもらい、日向ぼっこ。




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プチ家出･･･その後

翌朝になっても、しんは戻ってこなかった。
　：
　：
と言っても、床の下から時々しんの声が聞こえてくるから心配はない。


この状況、プチ家出というより、プチ別居？

まさか王子、独立宣言？！


でも、心配には及ばない。
こっちには秘策があるのだ。


それは、焼き鮭！


匂いに釣られて帰ってくるのは、ほぼ間違いない。
…なんで、昨夜思い付かなかったかなぁ？自分。（－”－；）

さて、魚を焼くかな…と、台所に立ったその時、家の裏から、しんの鳴き声がした。
窓から外をみると、家の裏にぺったり座ってみゃーみゃー鳴いている。

↓こんな感じの座り方。ぺったり座りと名付けよう。


また、逃げられるかもしれないけど、取りあえずカリカリを持って回収に向かう。
近づくが、鳴くばかりで動く様子はない。

バッと抱きかかえ、12:00　身柄確保。


見たところ、怪我はしていないようだが、なんか怯えてるように見える。
もしかして、腰ぬかしてた？

家に入って、まずは食事。
かなり腹減らしだったようで、カリカリと黒缶を1.5食分ぐらいガツガツ食べた。
その後は、お気に入りの籐かごベッドに入って眠りについた。
　　　　　　　　　　　　　　↓これね


夜は氷点下になるという予報だったから、昼間のうちに帰ってきてくれてよかったよ。
でも、当分は外出禁止だからね！




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人はこれをプチ家出･･･と呼ぶのか

昨夜、しんのすけは通算３回目の無断外泊をした。
もっとも猫が届出をして外泊するなんて話聞いたことないけど。

朝食後いつも通り庭に出したきり、
お昼になっても、夕方になっても帰ってこない･･･.。
あのガッツキ王子がお昼ご飯に帰ってこないなんて事件である。

外はすごく寒いし･･･
案外、お隣の家に上がりこんで、
食べたいだけ食べて、暖かい部屋でお昼寝しているのでは？
－と思い、お隣を訪ねてみたが、
今日は寒いので扉も開け放してないし、しんを見ていないと言う


「いつも通りに庭に出した」と書いたけど、正確には、いつも通りではなかった。
いつもは、自主的に外に出たがるのだが、
昨日の朝はカーペットにもぐっていたところを半強制的に庭に出したのだ。

もしかして追い出されたと思った？＝(￣□￣;)⇒

心配をしていたら、夕方６時近くになって、庭に戻ってきた。
中に入ってくるかと、いつものように掃きだし窓を開けたが入ってこない。
玄関から迎えに出たら、姿を消していた。
急いで路地や裏を探索したところ、どうも縁の下にもぐって行った感じだ。

11時頃になって、しんの鳴く声が聞こえるのだが、姿は見えない。
空耳？
鳴き声を辿って家の中を移動していくと･･･
どうやら、以前、脱走をした開かずの間の床下で鳴いているらしい。

ここから出入りした過去の記憶が甦ったのだろうか？
半端に記憶力がいいのも困ったものだ。
脱走した穴はふさいだから、ここからは家に入れないんだけどなぁ。
庭を回って帰ってこいよ～。


迷路のような縁の下で迷って出られないのかもしれない。
ダウンを着込んで、懐中電灯とカリカリを持って家の裏に救出に向かう。
縁の下を電灯で照らして、カリカリの入った容器を振りながら、しんの名前を呼ぶ。
なんか怪しい人だな、わたし。

すると、物陰に隠れながら顔の見えるところまで、しんが出て来た。
感動の再開 再会を期待したのだが、私の顔を見ても縁の下からは出てこない。
家に帰る気はなさそうだ。

こんなに外は寒いのに、なぜ？

やっぱり、朝の事を根に持っている？
それとも、しんが開けられるようになった食料庫に鍵を付けたことに対する抗議？
あ～それとも、しんが使ってくれない冬用ベッドに無理無理押し込んだことを怒ってる？


心当たりがありすぎる飼い主であった（ノд｀＠）



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領土防衛その後

いつも通り、ご飯を終えたしんのすけを庭に出したところ、
他の猫の気配を感じたらしく、マッハの速さで
嘘です。単なる飼い主の欲目です
物置の方へ走って行った。


いましたよ。目つきの悪いデブ猫が。
うちの近所はノラ猫のほうが食生活がよいらしく、総じてデブである。

早速ファイティングポーズを取るしんのすけ。



さすが王子だね。
威嚇してます。威嚇してます。


相手の猫は、立ち上がりもせずに、ギロッと睨んだ。
なかなか迫力ある形相だ。



すると、しんのすけは腹を見せながら
服従のポーズか？
くるリンとしてご覧のように座ってしまった。



服従してどうするよ・・・＿|￣|○

これで領土防衛ができるのか……ママは心配です。



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決死のジャンプ

ある昼下がりのことだった。
ふと、外を見ると、しんのすけがお隣の１階の屋根の上にいて、その先のベランダを見つめていた。


これは跳ぶ気？急いでムービーをスタンバイ。
とりあえず、ムービーをどうぞ。

ずいぶんと躊躇していましたが、跳びましたね。
しんのすけのこんな勇姿を見たのははじめてですよ。
♪♪ｖ(⌒ｏ⌒)ｖ♪♪イエーイ

それでは、今のジャンプのポイントをコマ割で見てみましょう。

何やら躊躇しているらしく、ムービーのスタンバイが完了しても同じ場所にいました。
そのうえ、やっぱりやめようかな・・・と後退。

誰か止めてくれよ～と、ニャーと泣く。

やっと決意も固まったようで、元の位置に付いた。

再び、位置に付いたものの、躊躇しますね。

下をチラッと見たりして

うわ～、怖～。落ちたら怪我すんな・・・とか思っているのかな？

でも決意を固めて跳びます。


さて、ここがポイントです。

前足がベランダに着地する直前、まだ、後ろ足は屋根の上にあります。
そして、次の瞬間

後ろ足が屋根からはなれたときには、前足が着地してるのですよ。
長い胴を存分に生かしたジャンプといいましょうか。

ゞ(￣∇￣;)ジャンプというより・・・大きく、またいだ・・・？



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